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2023/6/1【Notice】当社トレーニング受講生様の認証資格合格インタビュー<CIPM/Exam preparation編>(vol.3)

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本日は当社のExam preparationを受講されてCIPM認証資格に合格された方のインタビューをご紹介します。

 

▼合格者様インタビュー▼

 

1)CIPM認証資格取得を目指した理由は?

2019年よりグローバルプライバシー保護の業務に携わり、2022年に専門性を高めることを一つの目的に転職しました。業務成果以外に、実務力及び専門性の高さをグローバルの同僚にも認識してもらえる術としてCIPMを受験することにしました。

 

2)Exam preparationを受講したいとおもった理由は?

CIPMのテキストは既に購入し読み進めており、勉強内容自体が既に実務実践していることもありました。勉強自体が実務力向上に直結することを認識していましたが、試験として受験するにあたり、過去問を自分で回答した上で週1回の計4回に分けて解説をして頂けるセッション構成が自分のテスト勉強のペースづくりになることと、まだ分かっていない部分の専門性を高めるという私のニーズに役立つと思い受講を決めました。

 

3)弊社のExam preparationをどこから知りましたか?

寺川さんとの面談の中で知りました。

 

4)Exam preparationは認証資格試験に役立ちましたか?

非常に役立ちました。解釈に悩む選択肢など解説頂いたことが本番で正解を選ぶことに役立ちました。

 

5)Exam preparation受講後、認証資格試験までに行った試験対策は?

解説頂いた不正解の問題及びその解説を中心に復習することと、該当する教科書部分の読み込みをしました。

 

6)試験勉強中の疑問点等、どう解決をしましたか?

間違えた問題だけでなく正解を選んだ問題も含め、疑問点を事前にまとめておき、毎週の解説前に事前に寺川さんと疑問点を共有しました。さらに毎週の受講時に解説頂くことで疑問点が解決し、実務力の向上にも役立ったと思います。

 

7)合格までのコツはありますか?(勉強方法など)

Exam preparationの問題の傾向をつかむのに非常に役立ちました。間違えた問題を中心にテキストを確認することは必須な気がします。

 

8)英語での試験対策を何かしましたか?(過去問をこなす必要がある、専門用語は覚えておく必要がある等)

不正解した問題、特にシナリオ系のもので 単語自体の意味を取り違えることで全体の意味が取れなくなるような言葉を改めて覚え直しました。

 

9)CIPM認証資格取得によって、業務にはどのように活かせそうですか?

グローバルでの実務力と専門性の信頼性向上により、グローバルプライバシー関連での連携がよりスムーズになる気がします。

 

10)次に目指す認証資格はありますか?目指している資格も差支えなければ教えてください。

CIPTはどの様な内容かをまずは調べたいと思っています。

 

11)10で目指している認証資格が「CIPP/E認証資格」「CIPT認証資格」の場合、次回弊社のトレーニングもしくはExam preparationを受講したいですか?

概要の理解を深めてから検討します。

 

12)Exam preparationについての率直なご意見や、認証資格試験の感想等、何かあれば自由にコメントください。

大変お世話になりました。ありがとうございました。決して安い投資ではなかったですが、それでも自腹で受講した甲斐がありました。

 

ご職業:エンターテイメント企業

O様より

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~G7と子どものオンラインセーフティ~

 

前回、G7でDFFTについての議論がされたことをお伝えしました。

G7で議論されたデジタル政策には「オンラインでの安全とプライバシーに対する子どもの権利」という言葉も入っています。

ここ数年、国外では子どものオンラインセーフティが重要な課題の一つとなっていました。

イギリスのAge appropriate designの原則に始まり、カリフォルニア州のAge appropriate design code法、シンガポールのonline safety law等、

この動きは法制化という具体的な行動にもなっています。

 

G7が終わった翌日の2023年5月22日、アメリカではFTCがEdmodo社に対し、

COPPA(子供のオンラインプライバシー法)違反で600万ドルの罰金を課す和解案を提示し、話題を呼びました。

理由の一つは、Edmodo社が調査途上の2022年9月に廃業していたこともあります。

廃業した企業を相手に罰金を課しても支払われることはありません。

FTCがそれでもなおこの罰金をEdTech企業に課した理由は、EdTech業界へのメッセージです。

FTCはそのブログで、EdTechのコンプライアンスの義務はEdTechが負うべきであり、学校や学区に負わせることができないとしています。

 

▼FTCのブログより

https://www.ftc.gov/business-guidance/blog/2023/05/oh-no-you-dont-edmodo-ftc-sues-ed-tech-company-violating-school-kids-privacy

 

FTCのブログによるとEdmodo社はプラットフォームから子どものデータを集め、オンライン広告に活用していたといいます。

これは、米国のみならず他の法域でも通常許容されないデータ処理慣行です。

 

子どものデータの取得については最近ではエージゲートを設けるだけでは不十分で、確実に規定の年齢以上であることを事業者が確認することも要求されるようになっています。

子どものユーザーが流入しやすいビジネスを営んでいる場合は、年齢確認についての情報収集を怠らないようにしてください。

 

話は変わりますが、5月21日には保護者向けのサイバーセーフティイベントを開催しました。

神戸六甲の理数学院( http://www.nishikawajuku.com/ )の塾長である西川さんの協力の元、

塾の保護者を対象に現在のオンラインの事情と親としての向き合い方について共有してきました。

集まった保護者の方のお子さんの学年は小学生から高校生までと幅広かったのですが、とても熱心に話を聞かれていました。

 

親は今のオンラインの環境についていくことがなかなかできていない、というのが現状です。

日本でも子どもの誘拐や学校でのいじめ等、様々な問題が生じる場所となっていますので、親が積極的に学ぶことが大切です。

総務省がネットとの付き合い方についての特集ページを設立していますので皆さんもぜひ参考にしてください。

企業、地域、その他集まりでの講習もしていますので、ご関心がある方は当社までご連絡いただければ幸いです。

(お問い合わせはこちら info@technica-zen.com )

 

▼総務省:上手にネットと付き合おう

https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/

 

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~マイナンバーカードでのインシデントについて~

 

ニュースで話題になったように、マイナンバーカードでインシデントが発生しました。

https://www.ppc.go.jp/files/pdf/230510_shiryou-1.pdf

 

報告書では

「マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住民票の写し等の証明書を取得する『コンビニ交付サービス』において、横浜市の証明書について、申請者と別人の証明書が発行される事態が発生した。」

として、事件の概要を公表しています。

 

対策(まだ「案」の段階)としては

「富士通 Japan 株式会社のシステムを使用している地方公共団体での事態が頻発していること、また、同社のシステムを利用している地方公共団体は多くあることから、 多数の国民の個人情報及び特定個人情報に関わる重大事案であり、詳細な実態把握が不可欠である」

という認識を示し、

「1.横浜市に対して…報告徴収及び…に基づく資料提出の求めを、2.足立区及び川崎市に対して…資料提出の求めを、3.富士通 Japan 株式会社に対して…報告徴収を行う」

としています。

 

委託は委託元の責任で行うべき事柄で、委託先に対しても報告徴収を行いたいとしているのは少し驚きますが、

それだけ大きな問題だということの表れととらえたほうが良いのでしょうか。

また、2023年3月27日に最初のケースが発生しているのですが、

個人情報保護委員会の対応が5月10日まで対応案が公表されないという状況にも複雑な気持ちを抱かざるを得ません。

 

マイナンバー保険証でもインシデントが報告されています。

報道によると、マイナンバーカードの保険証に他人の情報が登録されていたといいます。

こちらはマイナンバーカードと健康保険を連携させる作業を行っている健康保険組合で生じたミスのようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/224e0c6f5aa70d5db607a60b7db487379d4dba91

 

このニュースでは関係省庁のトップに質問をしています。

その回答が、日本の行政を象徴しています。

長いですが、引用しておきます。

 

————

▼松本剛明総務大臣

医療保険を管理・運営している保険者におけるデータ登録の課題になるものかと理解しており、厚労省で対応しているものと承知をしております

 

▼河野太郎デジタル大臣

事務的な保険者の手違いが原因と認識しております。詳細は厚労省にお尋ねいただきたい

 

▼加藤勝信厚生労働大臣

(Q.マイナ保険証で他人の情報があった事案の把握は)そういった事案があったことは認識しております。

入力時において、間違った形で行われていたところが問題だから、

そうしたことが起こらないように、今、起きているやつは是正をし、それから起こらないように、これからも注意していくこと

————

 

記事では、同様の事案が発生したときに問い合わせをどのようにすればよいかを確認しています。

その回答もまた、日本の行政を象徴しています。

 

————

▼厚生労働省

(Q.被害にあわれた方の対応する窓口は)実際にそうしたことを確認された場合、マイナンバーの総合フリーダイヤルがあり、

そうしたところにお問い合わせをいただくか、あるいは自身の保険者に問い合わせいただくとか、

そうした形で問い合わせいただいて、適切に対応させていただく

 

厚労省から伝えられたフリーダイヤルは、総務省かデジタル庁につながるものでした。

 

▼デジタル庁

(Q.対応窓口はこちらになりますか)ちょっと確認の方させていただきますので、お待ちいただいてよろしいでしょうか。

お待たせしました。確認させていただいたんですけど、こちらの窓口ではございません。

対応の窓口も、わかりかねます。

ご意見は、お伺いできるんですけど、どちらの窓口でというのは、わかりかねる状況

————

 

役所の事情で仕事の分担が決まっているように見えます。

しかし、被害を受けるのは個人です。

個人情報保護は個人を中心に行うことが基本なのですが、今回のケースは、日本でこの段階に至るには道のりがまだまだ時間がかかりそうです。

 

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2023/5/12【Notice】当社トレーニング受講生様の認証資格合格インタビュー<CIPP/E編>(vol.2)

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本日は以前よりHPでご紹介させていただいている、

当社のトレーニング受講後にCIPP/ E認証資格を合格された方の合格までの経緯等のインタビューをこちらでもご紹介させていただきます。

 

▼合格者様インタビュー▼

1)CIPP/E認証資格取得を目指した理由は?

データガバナンスに関わる業務上、取得しておいた方が業務の理解が進むと思い目指しました。また取得しておくことで今後の自分のキャリア形成においてもひとつ専門性ができると思いました。

 

2)CIPP/Eトレーニングを受講したいとおもった理由は?

これまで法律系のバックグラウンドがなかったので独力には限界があると思い、一度きちんと先生に教わりたいと思いました。

 

3)弊社のトレーニングをどこから知りましたか?

ネットで検索をしました。

 

4)トレーニング受講は認証資格に役立ちましたか?

大いに役立ちました。テキストを読み込んだだけでは、なぜこの観点が必要なのか?ということがわからない為、寺川さんに補足頂くことで理解が進みました。

 

5)トレーニング受講後、認証資格試験までに行った試験対策は?

テキスト(英文)とGDPR全文を何回も読み込みました。あと模擬試験もやりました。

 

6)試験勉強中の疑問点等、どう解決をしましたか?

寺川さんにお尋ねしました(笑)!

 

7)弊社トレーニング受講後にあったら良いと思う試験対策のフォローは何かありますか?

BLUE PRINTや模擬試験などをやると、やはりテキストだけでは網羅できない部分が少しありますので、わからない部分に対するフォローがあったらなと思います。疑問に答えてくれる体制はありがたいです。

 

8)スピード合格までのコツはありますか?(短期集中をして勉強をした等)

1ヶ月~2ヶ月くらい土日以外はやりました。土日は休みとメリハリつけるようにしました。

 

9)英語での試験対策を何かしましたか?(過去問をこなす、専門用語は覚えておく必要がある等)

GDPRなど英語を大量に読む練習はしておくといいかもしれません。

 

10)次に目指す認証資格はありますか?

まだ未定です。

 

11)次回も弊社のトレーニングを受講したいですか?

ぜひ受講したいです。

 

12)弊社トレーニングについての率直なご意見や、認証資格試験の感想をお願いします。

オンライン2日でしたがちょうどよかったと思います。あとは自学自習ですね。

 

U様より

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2023/5/12【Notice】当社トレーニング受講生様の認証資格合格インタビュー<CIPP/E編>(vol.1)

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先日当社CIPP/Eトレーニングを受講された方がCIPP/ E認証資格に合格をされました。

合格までの経緯等インタビューをさせていただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。

▼合格者様インタビュー▼

1)CIPP/E認証資格取得を目指した理由は?

最近はEUのみならず、アジア各国でもGDPRをベースとした個人情報保護法が次々と制定されているため、GDPRをよく理解しておくことにより、業務上も役立つと思ったためです。

2)CIPP/Eトレーニングを受講したいとおもった理由は?

通常業務をしながらの試験対策ということで、ノウハウを持った方にサポートいただいたほうが良いと思い、受講することにしました。

3)弊社のトレーニングをどこから知りましたか?

メルマガ・貴社ウェブサイトで知りました。

4)トレーニング受講は認証資格試験に役立ちましたか?

大変役立ちました。

5)トレーニング受講後、認証資格試験までに行った試験対策は?

GDPR条文の素読(2-3回)、問題演習を2回やりました。

6)試験勉強中の疑問点等、どう解決をしましたか?

ネット検索での情報収集のほか、寺川さんに直接質問等させていただき、懇切丁寧に解説いただきました。

7)弊社トレーニング受講後にあったら良いと思う試験対策のフォローは何かありますか?

現在開催されている月1回の定期的なフォローアップは大変有益だと思います。

8)合格までのコツはありますか?(勉強方法など)

問題演習+不明点の解決・条文素読を繰り返すのが良いと思いました。

9)英語での試験対策を何かしましたか?(過去問をこなす必要がある、専門用語は覚えておく必要がある等)

普段、あまり出会わない英語も少なくないと思うので、過去問を通じて慣れておいたほうが良いと思います。

10)CIPP/E認証資格取得によって、業務にはどのように活かせそうですか?

「GDPR分かります」と、客観的な根拠を持って言えるようになるのは、個人情報保護関連業務に関する対外的な信頼獲得に非常に有益だと思います。

11)次に目指す認証資格はありますか?目指している資格も差支えなければ教えてください。

CIPM認証資格

12)11で目指している認証資格が「CIPM認証資格」「CIPT認証資格」の場合、次回も弊社のトレーニングを受講したいですか?

受験を決めたら、是非ともお願いしたいと思っています。

13)弊社トレーニングについての率直なご意見や、認証資格試験の感想等、何かあれば自由にコメントください。

記憶の定着・印象や効率という観点からも、日本語でのトレーニングは非常にありがたかったです。

また、トレーニング後も、寺川さんが時間を取って下さり、非常に懇切丁寧にアドバイス等をして下さったので大変感謝しております。

寺川さんのサポートがなければ、到底合格できなかったと思っており、とても受講料以上の価値があったと個人的に思っております。

ご職業:弁護士 

I 様より

 

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~BIOPCと現代社会~

 

今日は少し観念的な話をしようと思います。

小難しいことを書きますが、お付き合いください。

 

BIOPCという言葉があります。

英語のBlack, Indigenous, and People of Color”(黒人、先住民、有色人種)の略です。

これらの分類に属す人びと(日本人も「有色人種」に含まれます)の多様な文化を尊重しなければならないという考え方です。

 

残念ながら世界は「平等」な場所ではありません。

強い立場にある人も弱い立場にある人もいます。

いい会社に就職したい、いい学校に行きたい、お金持ちになりたい、名家に生まれたといった表現は、強い立場にあることの優位を知るゆえの発想です。

民主主義社会とは、弱い立場にある人であっても同じ権利を享受できることを担保し、不当に虐げられることから保護される社会であり、

王政時代や君主制時代から人類が苦労して獲得した社会システムです。

強い立場や弱い立場が固定されず、流動性を保つためにはあらゆる人が社会に参加し、

民主主義社会の恩恵を享受する機会を保障されるという仕組みの維持が必要です。

 

プライバシー対応や個人データ保護対応をするときに最も重要な観点は、

「その先にある未来は自分たちの子どもたちに残したい世界となるか」という問いかけです。

機械学習技術や人工知能技術の急速な進展により、この問いの重要性は増してきたように感じます。

 

5月1日GoogleのAI開発の最高責任者であったGeoffrey Hinton氏がGoogleを辞職したという報道がありました。

Hinton氏は生成型AIのリスクについて警鐘を鳴らし、AI技術の将来について

“I don’t think they should scale this up more until they have understood whether they can control it,”

(コントロールすることができるかどうかを理解するまでこの技術をスケールアップするべきではないと思う)

と言っています。

AIは私たちが大切にしてきた社会的価値観を破壊する恐れがあると認識しておく必要があります。

 

https://www.nytimes.com/2023/05/01/technology/ai-google-chatbot-engineer-quits-hinton.html

 

機械学習や人工知能は蓄積データをもとにある判断を行います。

蓄積データはすべてのデータを平等に蓄積しているわけでもありませんし、

好ましくないバイアスが含まれると、そのバイアスがより研ぎ澄まされた形で発現する傾向があります。

クレジットカードの信用枠、再犯率の予測プログラム、顔認識プログラムの偽陽性問題等、米国では既にいくつもの事例が報告されています。

被害に遭うのはいつも弱い立場の人々です。バイアスは修正されなければなりません。

 

バイアスを是正するためには、バイアスを特定する必要があります。

自分のバイアスは自分では気づけないものです。

バイアスは、人との触れ合いの中で初めて表出するものなので、複数の異なる背景をもった人々が同じ出来事に触れ、異なる視点から眺める必要があります。

BIOPCの多様な文化を尊重する必要性はここにあります。

「賢い人たちが正しいと考えたことを受け入れなければならない」という考え方は、

あらゆる人の権利と自由を保護し、民主主義社会を維持する上で、最も不適切な態度です。

 

現代社会は、これまで以上に多様性が求められる時代となっています。

人との関わりが重要となり、また人と自分との間の超えてはいけない境界を認識し、尊重する能力が重要となります。

科学技術が進展するにつれ、基礎的な人としてのライフスキルが重要になるというのは興味深い現象です。

こういう時代が、人との関わりを絶つパンデミックと共にやってきたのは不思議な偶然に感じます。

 

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~最近のニュースとプライバシー専門家という仕事について~

023年4月17日にベトナムで個人情報保護法についての政令が公布されました。

2023年7月1日から施行です。

データ処理のリスクアセスメントを行いその結果を当局に提出すること、および越境移転の同意取得、移転先との契約の締結、リスクアセスメントを行い、

これらの証跡を当局に提出することという共産国でよくみられる当局による深い関与が特徴的な法律となっています。

今回の政令ではデータローカライゼーションが削除されたので、

サイバーセキュリティ法でのデータローカライゼーションのみを対応すればよいというのは、厳しい中でもいいニュースといえます。

対応についてサポートが必要な場合はお気軽にご連絡ください。

 

日本では2023年6月16日に改正電気通信事業法が施行され、

電気通信事業分野でのいわゆるcookieについての規制が始まります。(「外部送信」以外の部分での改正もあります。)

適用対象や要件の詳細については明確化が必要な部分が数多くありますが、

特に外部送信規律についてはプライバシーノーティスの改訂等の対策を求められる事業者が出てきます。

今一度対応の要否をご確認して必要な対応を進めていただければと思います。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/gaibusoushin_kiritsu.html#h03

 

その他、データプライバシーのコミュニティーではAI、特に生成型のAI (Generative AI)への関心が非常に高くなっています。

この傾向は欧州のAI法案、AIの責任を定義する法律案、

AIが関連する製品事故についての製造者責任を定義する法律案といったハードロー(hard law)の議論と共に少しずつ関心を寄せられていたのが、

Chat GPTの登場と共に急速に高まった形です。

 

AIポリシーやAI倫理については国際機関やG7/G20といった会議体で長いこと議論がされてきました。

大学でも当然このような議論が活発に行われています。

私は今、AIガバナンスについていろいろと調べているのですが、日本人研究者の名前を見かけることもあり、心強く思っています。

議論を追っていると、急速な技術発展の中で、バイアスの確認や透明性の確保が十分に行うことができない構造的な問題が指摘されています。

企業への責任ある対応を求める声もありますが、形式的な対応の誘惑が大きいこともうかがえます。

AIの議論はデータプライバシーの枠を超え、民主的な市民社会を維持するためのガバナンスの在り方にまで及ぶのですが、

その手法はデータプライバシーの慣行を援用できます。

人の権利と自由を護るとうプライバシーの基本的スタンスは、我田引水なところはあるかもしれませんが、AIガバナンスの構築に応用可能です。

AIについて調べると、データプライバシーの専門家の役割は今後ますます高まるような印象を覚えます。

 

日本でも少しずつプライバシーの役職が生まれてきています。

当社のIAPP公式トレーニングに参加してくださる方々は、皆様各社でプライバシーガバナンスの重要な役割を担う方たちです。

企業によっては、知識の俗人化を避けるためにファウンデーショントレーニングの導入を検討し、社内の集合知として蓄積しようと考えているところもあります。

米国ではプライバシー専門家に特化した人材紹介会社も出てきています。

この人材紹介会社によるとCPOの給与は30万ドル以上、DPOやSME(専門家)で20万ドルから30万ドル、

マネージャーレベルで15万ドルから20万ドルというのが平均的な給与レンジといいます。

もちろん日本ではここまでの給与が支払われていないようですが、それでも、長期的なキャリア計画の観点からすると、

プライバシー業界で経験を積むことは有望な職業選択のひとつと言えます。

 

プライバシーの専門家としてグローバルで活躍するには、人としての「善さ」も重要です。

プライバシーや法律、テクノロジーについての勉強と共に、人がどういうときに喜び、どういうときに悲しむのか、人への思いやりとは何か、価値の多様性とは何か、

そして、何よりどういう未来を将来世代に残していきたいのかということについても想いをもっていていただけると、

この世界はより良い場所になっていくのではないかと感じます。

 

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2023/4/18 ◆Mark A. Sayreさん、当社でのインターン活動ありがとうございました!!◆

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約4か月間、当社でインターンとしてMark A. Sayreさんと一緒に仕事をさせていただきました。

短い期間でしたが、Mark A. Sayreさんの丁寧でスピード感ある対応は、当社にとって非常に有益なものとなりました。

Mark A. Sayreさんより、今回の活動についてメッセージを頂いていますのでご紹介します。

————————

Terakawa-san,

Of course, I would be happy to write something about my experience and to share my photo. See below for a draft. Feel free to add/edit however you would like. I have also attached two pictures so you can choose whichever one is best for the post.Interning at TechnicaZen was an incredible learning opportunity. During my four months at the firm, I had the opportunity to work on a number of research projects covering a wide range of topics including Japanese Data Privacy law, U.S. Data Privacy law, and the use and regulation of cookies. The team at TechnicaZen is incredibly friendly and helped me to feel supported even though my internship was entirely remote. Terakawa-san made himself very available to me for advice and guidance and has a deep knowledge of data privacy issues and resources, which was very helpful in particular when navigating Japanese government websites. I am thrilled to have had this wonderful and unique opportunity!

 

寺川さん

TechnicaZenでのインターンは、素晴らしい学びの機会でした。4ヶ月間、日本のデータプライバシー法、米国のデータプライバシー法、クッキーの使用と規制など、幅広いトピックを扱う多くの研究プロジェクトに携わる機会がありました。TechnicaZenのチームは非常にフレンドリーで、完全に遠隔地でのインターンシップであったにもかかわらず、サポートされていると感じることができました。寺川さんは、私にアドバイスや指導をしてくれ、データ・プライバシーの問題やリソースについて深い知識を持っているので、特に日本政府のウェブサイトをナビゲートするときにとても役に立ちました。このような素晴らしい、またとない機会を得ることができ、感激しています!

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▼LinkedInにて当社CEO寺川よりメッセージ

https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:7053897308534423552

 

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★「IAPP Global Privacy Summit 2023」活動報告★

先週のメルマガでお知らせしたとおり今年はIAPPのData Privacy Summitに参加していました。

前夜祭にあたる4月3日のOpening General Sessionを皮切りに、IAPP最大の国際会議の面目躍如たる2日間が始まりました。

 

Opening General SessionではコメディアンでミリオンセラーノベリスであるTrevor Noah氏に、

Center for Democracy & TechnologyのCEOであるAlexandra Reeve Givens氏がインタビューを行いました。

このセッションではアパルトヘイト政策下での南アフリカでの体験をもとに監視社会とプライバシーについて語られました。

Trevor氏が物事の多面性とプライバシーの文脈依存性について指摘していたことが印象に残っています。

 

IAPPは、今年会員数8万人を突破したといいます。

メインステージの前には2000脚を超えると思われる椅子が並べられ、聴衆で埋まっていました。

IAPPの存在感を感じさせられます。

 

国際会議に出る意義はネットワーキングを行うことです。

現地の専門家に直接会い、話をすることでつながりを構築し、関係性を育みます。

日本ではそれほど重視されていませんが、欧米やアジアの一部の地域では共に時間を過ごすこと、

特にディナーを共にするということがとても大切なプロセスとなっています。

日本の専門家の方にもぜひ国際会議に参加していただき、社外の方々とのつながりを構築していただきたいと思っています。

 

私たちのセッションは4月4日の11時からでした。

”Heading East: A global Privacy Leader’s Guide to Success in Asia”と題し、

フィリピンのMedialdea Bello and Suarez Law弁護士事務所のJon Bello氏のリーダーシップの下、勧告個人情報保護委員会委員長のHaksoo Ko委員長、

オーストラリアのサイバーセキュリティとプライバシーのコンサルティング会社IIS Partnersの設立者かつパートナーであり前オーストラリアプライバシー保護委員長のMalcolm Crompton氏、

シンガポールのSquire Patton Boggs法律事務所のCharmian Aw氏と共に、

アジアのデータ保護についてのパネルディスカッションを行いました。

 

パネルディスカッションの準備をする中、私たちはアジアのダイナミクスをしっかり伝えよう、

アジアは多様性に富んでおりGDPRに対応しているから問題ないという考え方は必ずしも正しくないということを明確にしようと話していました。

これをMalcolmは”Meet difference with deference”(「違い」に敬意を示そう)というメッセージで表現していました。

非常に大切な姿勢です。

 

私たちのパネルディスカッションは大変な好評をいただきました。

個人的には日本からお客様が聴講に来て下さったことも励みになりました。

同時に、世界各国の専門家からパネリストの下に学びが多かったというコメントも多数寄せられています。

余談ですが、パネリストはアジアからの出張のため時差ぼけ(jet lag)に苦しみながらの参加です。

私たちはそれを冗談にThe Jet Lag Teamという名前を付けチームTシャツを作って結束を強めました。

真面目な話題を遊び心と共に楽しめる仲間がいるというのはとてもいいことだと思います。

 

GPS23でその他目を引いたのは、AIに関する議論です。ChatGPTの登場と共に、AIガバナンスの重要性が急速に高まっています。

私はCAIDPの年次報告会で少しだけスピーチをする時間をもらったのですが、AIリスクへの対応が喫緊の課題であることを改めて認識させられました。

日本はOpen AIが研究所を開設してくれるとまなじりを下げていますが、AIリスクについては今一度検討しなおしたほうが良いでしょう。

この会については次回のメールマガジンで報告します。

 

====IAPP GLOBAL PRIVACY SUMMIT 2023====

▼サミット写真アップしました!!

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02avmexfL1UmVe4LVCV1KJGxb8F5fHNo6QhBSpPpB6AykZdkpaKhHX7cJcv81iXkR3l&id=100063674695258

 

▼ワシントン風景写真アップしました!!

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid0pHwo1eyaKT4M1ppFyqWeH19PZe7L91EG29mMtC2r4jAsbJzotBgW63KsR4MMwCMwl&id=100063674695258

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2023/4/4★寺川貴也が注目する最新news topic★

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★ワシントンD.C.での雑想★

今年はIAPPのData Privacy Summitに参加するため、3月30日からワシントンD.C.に入っています。

4月4日にアジアのプライバシーについてのパネルディスカッションに参加するためです。

韓国の個人情報保護委員上のKo氏も出るパネルディスカッションなので、個人的には貴重な機会をいただけたと思っています。

私は中国と日本の法律について簡単に紹介し、その後、アジアにおけるプライバシープログラムについて話をすることになっています。

このメルマガが配信される頃にはパネルディスカッションは終わっていると思いますので、報告は次回のメルマガに任せるとして、ワシントンD.C.で感じたことについて少し書こうと思います。

 

ワシントンD.C.はDistrict of Colombia(アメリカ特別区)といって、アメリカ連邦政府の直轄地となっています。

アメリカ連邦政府の中枢が集まっているためgovernment townと呼ばれているそうです。

街中を歩いているとプライバシーシールドを管轄する商務省(DoC)や様々な執行措置で名前が挙がるFTC(連邦取引委員会)の建物が現れて、

ここであの報道が発表されているのかと感慨深いものがあります。

スミソニアン博物館は無料で開放されていますし、美術館には著名な画家の絵画が家の中にかけられている絵の一枚のように飾られています。

ワシントンD.C.に来るのはこれが2回目ですが、この街のスケールの大きさと安定感が印象的です。

 

私は市街地から地下鉄で5駅の”Van Ness-UDC”の近くに滞在しています。

ここは大使館が数多く置かれている美しい場所です。自然も多く、様々な鳥や鹿、ウサギ、キツネ、リスといった動物を見ることもできます。

土地が広いため大木が空に突き出ていてもすっきりして見えます。そこに太陽の光が当たっていると、神々しささえ感じます。

4月はちょうど桜のシーズンで、大使館の庭にも何本か満開の桜を見つけることができました。

町の人がキツツキの木を打つ音を聞きながら散歩やジョギングを楽しんでいる様子には羨望を抱きました。

 

アメリカは今、民主主義の危機に瀕しているといわれています。

次の大統領選で誰が選ばれるかで国の方向性が変わる可能性もあると心配する人もいるほどです。

もし、アメリカが独裁的な国に変化したとしたら、D.C.の中枢のあの荘厳な建物は権力の象徴として機能し始めることになるのでしょう。

すると、あの自然の中で散歩して談笑していた人も、国の方向性に従った政策を着々と実行するようになるのでしょう。

 

変わるのは建物でもなく、自然でもなく、そこにいる人たちです。形や環境は多くの場合ずっと同じなのだと思います。

形や環境を用いて行動する人が、本当のインパクトをもつことになるのです。

 

私たちはコンサルティングを通じてプライバシープログラムの構築を提供していますが、これも建物や環境にすぎません。

プライバシープログラムが良いものになるか、意味のあるものになるかは、それを動かすソフトの力、つまり人です。

何かをうまくやっているかを「kとがら」で測定することは容易なのですが、本当に必要なのはその質を測定することでしょう。

質を創るのは人であり、人の育成と定着には長い時間と努力が必要です。

 

日本はPマークを取得している企業が1万7千社以上もあります。

形や環境は整っています。次の課題は、それをいかに深めるかではないかと感じます。

 

 

 

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