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★ワシントンD.C.での雑想★
今年はIAPPのData Privacy Summitに参加するため、3月30日からワシントンD.C.に入っています。
4月4日にアジアのプライバシーについてのパネルディスカッションに参加するためです。
韓国の個人情報保護委員上のKo氏も出るパネルディスカッションなので、個人的には貴重な機会をいただけたと思っています。
私は中国と日本の法律について簡単に紹介し、その後、アジアにおけるプライバシープログラムについて話をすることになっています。
このメルマガが配信される頃にはパネルディスカッションは終わっていると思いますので、報告は次回のメルマガに任せるとして、ワシントンD.C.で感じたことについて少し書こうと思います。
ワシントンD.C.はDistrict of Colombia(アメリカ特別区)といって、アメリカ連邦政府の直轄地となっています。
アメリカ連邦政府の中枢が集まっているためgovernment townと呼ばれているそうです。
街中を歩いているとプライバシーシールドを管轄する商務省(DoC)や様々な執行措置で名前が挙がるFTC(連邦取引委員会)の建物が現れて、
ここであの報道が発表されているのかと感慨深いものがあります。
スミソニアン博物館は無料で開放されていますし、美術館には著名な画家の絵画が家の中にかけられている絵の一枚のように飾られています。
ワシントンD.C.に来るのはこれが2回目ですが、この街のスケールの大きさと安定感が印象的です。
私は市街地から地下鉄で5駅の”Van Ness-UDC”の近くに滞在しています。
ここは大使館が数多く置かれている美しい場所です。自然も多く、様々な鳥や鹿、ウサギ、キツネ、リスといった動物を見ることもできます。
土地が広いため大木が空に突き出ていてもすっきりして見えます。そこに太陽の光が当たっていると、神々しささえ感じます。
4月はちょうど桜のシーズンで、大使館の庭にも何本か満開の桜を見つけることができました。
町の人がキツツキの木を打つ音を聞きながら散歩やジョギングを楽しんでいる様子には羨望を抱きました。
アメリカは今、民主主義の危機に瀕しているといわれています。
次の大統領選で誰が選ばれるかで国の方向性が変わる可能性もあると心配する人もいるほどです。
もし、アメリカが独裁的な国に変化したとしたら、D.C.の中枢のあの荘厳な建物は権力の象徴として機能し始めることになるのでしょう。
すると、あの自然の中で散歩して談笑していた人も、国の方向性に従った政策を着々と実行するようになるのでしょう。
変わるのは建物でもなく、自然でもなく、そこにいる人たちです。形や環境は多くの場合ずっと同じなのだと思います。
形や環境を用いて行動する人が、本当のインパクトをもつことになるのです。
私たちはコンサルティングを通じてプライバシープログラムの構築を提供していますが、これも建物や環境にすぎません。
プライバシープログラムが良いものになるか、意味のあるものになるかは、それを動かすソフトの力、つまり人です。
何かをうまくやっているかを「kとがら」で測定することは容易なのですが、本当に必要なのはその質を測定することでしょう。
質を創るのは人であり、人の育成と定着には長い時間と努力が必要です。
日本はPマークを取得している企業が1万7千社以上もあります。
形や環境は整っています。次の課題は、それをいかに深めるかではないかと感じます。
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