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~Appleのテクニカルフィーチャーのアップデート~
6月上旬、Apple社はメタバース用のデバイスを発売する発表し、話題を呼びました。
生成型AIの利用によるコーディング効率の向上とAppleというテクノロジー業界のカリスマが参入というイベントにより、
メタバース業界が本格的に拡大するか、動向を注目したいところです。
個人的にはデバイスを装着して異世界に没入するというコンセプトは、ゲーム等特別なセットアップが受けられやすい状況であれば広まる可能性があると感じています。
データプライバシーやセキュリティを含むコンプライアンス上の複雑性も増すため、導入時には事前にある程度の論点整理を行うことが必要です。
Apple社といえばプライバシーのリーダーというブランディングを積極的に行っていることでも有名です。
このブランディング戦略はかなり成功していて、Appleの製品であれば安心という印象が市場には広まっているような気がします。
そのApple 社がアプリで利用されているSDKについて新たに2つ新機能を導入すると発表しています。
▼Apple社のニュースと最新情報より
https://developer.apple.com/news/?id=av1nevon
一つ目は、サードパーティSDKを利用する場合、
アプリ内のサードパーティコードのプライバシー慣行を単一の標準フォーマットで概説するファイル(プライバシーマニフェスト)を作成するよう開発者に要求し、
App Storeで禁止されているフィンガープリントに使用される可能性のあるAPIを参照するアプリは、
APIの使用について許容される理由を選択しプライバシーマニフェストでその使用を宣言することが求められるようになるというものです。
フィンガープリンティングの技術ではIPアドレスやデバイスの種類等の情報を広告トラッキング目的にも利用しますが、
今回のマニフェストによって、「こっそり」利用することができなくなります。
FPFのCEOであるJules氏は、この変更の結果、ある種のSDKの利用がApp storeのレビューで受け入れられなくなる可能性があるといっています。
二つ目は、開発者がソフトウェアのサプライチェーンの整合性を向上させることを支援するためのポリシーとして、サードパーティのSDKを使用する場合、
開発者がダウンロードしたコードが期待する開発者によって書かれたものであることを確認するためにSDKの署名を導入し、
開発者が自分のアプリでサードパーティSDKの新しいバージョンを採用するとき、それが同じ開発者によって署名されたことを検証するというものです。
Apple社は今年後半に以下についての情報を公開するとしています。
◆プライバシーに影響を与えるSDKのリスト(ユーザーのプライバシーに特に高い影響を与えるサードパーティのSDK)
◆許可された理由を宣言する必要がある”required reason” APIのリスト
◆APIを呼び出すための新しい理由を提案するための開発者向けフィードバックフォーム
◆署名、プライバシーマニフェストの利点と詳細、およびそれらが必要とされる時期に関する追加文書
モバイルアプリのデータ慣行に対する透明性を高める動きは着々と進んでいます。
もちろん、これは市民にとってはよい動きです。
事業者は、データを扱う者としての自覚と責任をより求められるようになります。
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