【十分性認定】EDPBが懸念を提示

各国の最新データプライバシー動向は、会員制データプライバシー情報サイトにて公開しています。

テクニカ・ゼン株式会社では会員制データ・プライバシー情報サイトを開始しました。こちらの有用情報で記事を更新していますので、ぜひ、ご訪問・ご登録ください。無料会員でも読める記事も少しずつ増やしています。

第5回の EDPB の総会で EDPB は日本に対する十分性認定の決定について欧州委員会から受領した資料のレビューを行いました。EDPB は GDPR 導入後最初の十分性認定付与の例となることから慎重に検討を進めています。

補完的ルールを日本が導入したことを評価しているものの、報告によると、日本に移転した後のデータ・ライフサイクルを通じたデータ保護状況等懸念点が数多く残るものだとされています。

今回の十分性認定は個人情報保護法のみならず慣行を含めた包括な認定申請だったということなので「曖昧」な部分が多くあると判断された可能性があります。

日本は提示した措置が本当に有効であることを説明する必要があります。