【報告】日本: 損害保険会社に係る個人情報保護指針

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2019年11月19日の報告です。日本の損害保険会社に関する個人情報保護指針が改訂されました。

【報告】日本: 損害保険会社に係る個人情報保護指針

個人情報保護委員会が3年ごとの見直しに際して意見の取りまとめを行っています。日本人の特徴ですが、個別具体的な問題点に注目しすぎている感がぬぐえません。企業の業務の妨げになるだとか、データの自由な利活用が促進されないといった意見はすべて、現在の技術を基準にした意見でしかありません。現在を基準に「現実的」な意見ばかりを発するから、イノベーションが生まれないし、ただ従順なだけの人間が増えるのです。

データ・プライバシーの本質は個人の幸福を、人間性の本質を見つめながら適切に保護することです。個人情報保護法の議論には、この視点が欠けています。

「現実的」な対応とは目先の効率、目先の利益を追うことにつながりやすいものです。日銀の「異次元緩和」のおかげで、私たちの子供の世代は大変なことになってしまいます。原発を売りたいという国策のために「安全宣言」を一方的にされたのではたまったものではありません。いつまでも税収の倍の予算を組んでいてもらってもこの国は良くなりません。