【読み物】AI:私たちはバイアスのかかった存在である

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大阪、東京で開催!

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日時:
大阪会場: 7月23日(火)13時 ~ 16時 
東京会場: 7月25日(木)13時 ~ 16時 

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人は気付かないうちに「決め付け」を行っています。

「決め付け」とは、既存の知識から検証を経ることなく答えを導き出す過程のことです。

AIで問題になるバイアスとは、この「決め付け」のことです。有色人種のほうが犯罪を犯しやすい、女性のほうがローンの返済能力は低い、ビジネスで成功する人は人格も優れている、見た目がよくなければ結婚できない、裁判官は公正な人だ、弁護士はあくどい、コンサルタントは無職のいいわけetc.私たち人間にはさまざまな「決め付け」があります。

AIが導き出す結果がニュースとなり、「差別を助長する」と批判されることもありますが、AIはアルゴリズムですから私たちが抱えている「決め付け」をよりはっきりと表面に現しているに過ぎません。AIという技術が問題なのではなく、私たち人間社会が大きな問題を抱えているのだということを忘れないようにしましょう。

私たちは本当に「思い込み」が多い存在です。例えば下の絵を見てください。どこに間違いがあるかわかりますか?

find the mitsake

 

 

 

 

答えは、数字の並びではありません。”MITSAKE”とう綴りが誤りで、本当は”MISTAKE”であることが正解です。

私たちは間違う存在である。私たちは数多くの「思い込み」を持っている。これを理解していると、「正解」を求める気持ちも少しやわらぐのではないでしょうか?

データ保護法やサイバーセキュリティの世界に入ると、「正解」を振りかざす人々にたくさん出会うことでしょう。しかし、「そういう考えもある」というくらいに考えて、それよりも共に回答を導くためのディスカッションを積み上げるほうが、はるかに精度のたかい議論ができ、はるかに社会にとっても実りのある時間をもたらすことでしょう。

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