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~オンラインセーフティを考えよう~
今年は7月にとある企業のセキュリティ月間で私のCyberSafetyの仲間と英語、日本語のウェビナーを開くことになっています。
一緒に話す仲間の一人はオーストラリアのNicoleさんで、私の最も信頼しているプライバシーの専門家でもあります。
彼女は昨年のIGF 2023ではMax Schremsとパネルディスカッションをしていました。
Nicoleさんは数多くのオンラインセーフティのウェビナーもこなしてきた人です。
私も長年一ファンとして彼女のウェビナーを聞いてきたので、
今回一緒にウェビナーで話ができるということは本当に光栄なことですし、今からワクワクしています。
ここ2年ほど、プライバシー業界でもオンラインセーフティについて取り上げられることが多くありました。
子どもや年少者のデータの取り扱いについてのガイダンスやグッドプラクティスが様々な国で公表されるとともに、法規制も整備されてきました。
日本法も遅ればせながら、来年予定されている法改正で子どもや年少者の保護について規制が整備される見込みです。
オンラインセーフティというと私たちは子どもや年少者の保護を想像しがちですが、実は、年齢に関係なく重要な課題となっています。
OECDはオンラインウェルビーイングという言葉を用いて大人を含めた、オンライン環境での人間らしいあり方についてアウェアネス向上を目指しています。
犯罪への関与、セキュリティ上の問題、誘拐、デマ、ストーキング被害等、オンラインをきっかけとした被害は年齢を問わず広がっています。
自己責任と冷笑しているには問題が大きすぎる、というのが現実です。
世の中は痛みと共に学習します。
一時世間を騒がせた「迷惑系 YouTuber」と言われる人々は、もはや脚光を浴びなくなりました。
大学生による悪ふざけにも、少しブレーキがかかってきた感があります。
それをもてはやした人々は、もはや自分がそれに加担していたことも忘れてしまっているかもしれません。
悪ふざけで人生を損なわれた人は、泣き寝入りとなってしまった人も多くあるのではないかと想像しています。
でも、そんなことは本来あってはいけないことです。
良識が人を導くというのは、とても難しいいことだと感じます。
いじめの問題を取り上げている人の中には、加害者と被害者の二者だけではなく、
周りにいて何もしなかった第三者も重要な関与者として扱わなければならないという考え方の人もあります。
私はこの考え方に同意しています。
問題が生じているときに、問題を認識しながら無為に過ごすということは、返って問題を加速させることにもなるからです。
問題を認めた場合、そのエスカレーションを防ぐ方法は「関与する」ことです。
大変なことで、勇気のいることです。
しかし、より良いコミュニティを形成するためには、私たちは他者とかかわり続け、社会としての規範を努力して守らなければならないのです。
迷惑系YouTuberや度の過ぎた悪ふざけ、人を食ったような政治家たちが生まれることを許している現代のコミュニティは、断片化したコミュニティといえます。
ただ、その悪影響や無益さを認識した現在は、まっとうなコミュニティ形成のために動くチャンスでもあります。
勇気を持った人が、日本に、世界に増えてくるといいと思います。
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