透明性のガイドライン(WP260 rev.01)を読む(8)

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引き続き「透明性のガイドライン(WP260 rev.01)」を読んでいきます。

<明確で平易な言葉>

【13】
ガイドラインで使用を避けるべきとされている表現は以下のものです。
“may”、”might”、”some”、”often”、”possible”

業界的、職種的に使用せざるを得ない場合は、説明責任の原則に基づき、なぜこれらの「ぼかした」表現を使わざるを得ないのか、それによって処理の公平性を既存することがなぜないといえるのかについて、管理者は説明できなければなりません。

パラグラフ構成、文章構成も練られたものであるべきです。
列挙方式を用いたり、インデントを用いて階層構想を明確化してください。

文章は受動態ではなく能動態を使います。
名詞中心の表現ではなく動詞を使った文章とします。

法律用語や技術用語、特殊用語、述語を使いすぎてはなりません。

二つ以上の言語に翻訳される場合は、翻訳の正確性を確認してください。言葉使いや構文が難解でないよう注意が必要です。
(情報通知は、管理者が販売を意図している地域の言語で行う必要があるため、複数言語に翻訳が必要です。)