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~ソルーションを売る~
私は運がいいことに、すごいなと思う方と時間をご一緒させてもらうことが割と多くあります。
そのような方たちはプライバシーやAIの仕事をしている方ばかりではありません。
それでも気さくに話をしてくださり、楽しい時間を過ごさせていただいています。
そういった方達と話をしていて何が面白いかというと、彼らの仕事の取り組みが、
いわゆる教科書的な取り組みと少し違う型破りなところだと思います。
一般的な言葉でいうと、私がすごいなと思う方たちは、会社やお客様の課題の解決をされています。
ビジネス風に言えば「ソルーションを提供している」と言い換えていいと思います。
同じ会社や業界の他の人たちも似たようなことはしています。
ただ、「似たようなこと」と彼らが体現しているソルーションとは体感として違うことが分かります。
前者はbook wise (勉強した賢さ)で、後者はstreet wise (路地で学んだ賢さ)なのだと思います。
MBAで学べるのはbook wise、現場で身に着けるのがstreet wiseです。
聞いている人がワクワクするのは、street wiseの方です。
三遊亭圓歌という落語家が真打に昇格したとき、同時に昇格した林家こぶ平だけにフラッシュが当たり、
同じ楽屋にいた三遊亭圓歌にはマスコミはまったく見向きもしなかったそうです。
悔しくて楽屋を飛び出した三遊亭圓歌に恩人は
「うさぎとかめの童話で、うさぎがどうしてかめに負けたのか言ってごらん」と声をかけたと言います。
「うさぎにはいつでも勝てるという油断があったからです」という三遊亭圓歌の答えを否定して、恩人はこう続けました。
「かめにとって相手はウサギでもライオンでも何でもよかったはずだ。なぜならかめは一遍も相手を見ていないんだよ。
かめは旗の立っている頂上、つまり人生の目標だけを見つめ続けて歩き続けた。
…君の人生の目標はこぶ平君ではないはずだ。賢いかめになって歩き続けなさい」
人生の目標というと話が大きくなってしまいますが、仕事の取組みという視点にまで話を近づけたら、
この話はstreet wiseな方たちの在り方をよく説明してくれるなと思います。
私が惹きつけられる(そして、彼らのオーディエンス(お客様や同僚)もまた惹きつけられる)、
すごい方たちは、「旗の立っている頂上」しかみていなのだろうと思います。
だから、「そういうアプローチがあったか」と発見の喜びを感じさせてくれるのだと思います。
独創性は、ゴールに向かう工夫と言い換えることができるからです。
当社では、プライバシーマネジメントやガバナンスの構築方法についてトレーニングをしています。
その際、「教科書」として「型」を学ぶことができると受講生の方にはお伝えしています。
残念ながら、現場では、「型」通りになることはほとんどありません。
それでも、やはり「型」を学ぶことは大切です。
当たり前のことを徹底してできているかが、大きな差を生むからです。
実際、芸事やスポーツの世界、仕事を極めた人は、誰もが基本の大切さを説いています。
基本ができていない人は伸びないし途中で挫折してしまうといいます。
始まりはbook wiseとなるかもしれません。
でも、その基本を繰り返して身に着けて、ソルーションとしてのプライバシーを自分の持ち場で売ることができるようになった時、
その人は本当の意味でのプライバシープロフェッショナルになるのだろうと思います。
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