大阪、東京で開催!
GDPR&世界のデータ保護法対応セミナー
~ ここでしか聞けない世界のプライバシー動向の最新レポート ~
大阪会場は申し込みを終了しました。東京会場はあと3席空きがあります。
日時:大阪会場: 7月23日(火)13時 ~ 16時
東京会場: 7月25日(木)13時 ~ 16時
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テクニカ・ゼン株式会社では会員制データ・プライバシー情報サイトを開始しました。こちらの有用情報で記事を更新していますので、ぜひ、ご訪問・ご登録ください。
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私のセミナーは、冒頭で必ず「なぜプライバシーが大切なのか」という話を取り上げます。
実は、この問いに対する決まった答えは用意できません。あるときはグレン・グリーンウォルドのTEDでのプレゼンテーションをお見せし、別のときはまったく別の切り口から話をします。
データ・プライバシーは、近年急に話題に上り、GDPR対策等で膨大なコストがかかり、さらに作業も増え、厄介ごとが増えたと考えている人もいらっしゃることでしょう。
その一方で単なるオペレーションにとどまらず、別の関心を持ってモニターされている方がいることも確かです。
では、プライバシーの何が私たちをひきつけるのでしょうか?
ひとつは、古くからある問題に非常に新しい光が当てられるようになったことがあります。私たちは人類の歴史が始まったときからずっと個人の領域というものを大切にし、それを当然のものとして享受していました。
現代、社会がデジタル化する中で起きていることは、「当然」と思っていたものが、利便性という名の下「貴重」なものとなったということです。
私たちは、どこにいるのか、何をしたのか、何を話したのか、何を書いたのか、誰といたのか、どこに所属したのか、何に関心を持ったのか、といったことを知らせたいと思わない相手にも知られる可能性がある状態となってしまいました。
これは本当に大きな変化です。私たちは自分のことを誰にどこまで知らせるか意識的、無意識的にコントロールしています。このコントロールに個人の及ばない第三者が加わったということが非常に大きな混乱を引き起こしているのです。
しかし、これは同時に別の問いも生み出します。
それは、「なぜ、プライバシーは大切なのか」という問いです。これは、私たちがプライバシーにひきつけられるもうひとつの要素となっています。先ほども言ったように、この問いには決まった答えがないからです。
答えがないこと、答えがわからないこと、答えが見つかったと思ったらあらたな問いを突きつけられること。これほど人の好奇心をつくものはありません。
「プライバシー」を大切にするということは他人に無関心になることでもないし、なるべく人に近づかないようにすることでもありません。例えば夫婦の間にもプライバシーは必要ですし、家族でさえプライバシーは尊重されます。どんな親しい親友であっても、すべてを打ち明けはしないでしょう。
人間関係の中には、かならず「プライバシー」が存在します。
プライバシーとは、人間の存在に深く根付いているように感じます。このブログで発信しているような世界のデータ保護法についての知識を持っていればプライバシー法を理解できるか、アカウンタビリティを担保できるかといえば、そうではありません。
法律やシステムはあくまでも表に「見える」ものであり、その運用から「観える」もの、透けてくるもののほうがはるかにおおきなメッセージを伝えます。
データ・プライバシーとは、人間に対する姿勢の要素も強いのです。だから、データ・プライバシーとは接する相手とのコミュニケーションの問題にもなります。データ・プライバシーに取り組むと、組織や人は答えのない問いに投げ込まれます。
この答えのなさこそが、私たちをひきつけるのでしょう。「もっと知りたい」という気持ちこそ、私たちの好奇心と意欲、探究心を刺激するものだからです。
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GDPR&世界のデータ保護法対応セミナー
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あと3席空きがあります。
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