【読み物】ホームオフィスの過ごし方

各国の最新データプライバシー動向は、会員制データプライバシー情報サイトにて公開しています。

※ こちらでの告知が減っていますが、会員サイトではここに告知している以外の記事や情報提供も行っています。ISO27701に関する情報も充実しつつありますので、ぜひ会員サイトに直接ご訪問ください。

<お知らせ1>

寺川執筆したのデータ・プライバシーの教科書が2月20日に発売となりました。ぜひお手にとってください。

https://johokiko.co.jp/publishing/BC200203.php

<お知らせ2>

情報機構のウェブサイトでテクニカ・ゼン株式会社の寺川による書下ろし連載が開始されました。ぜひお読みください。

それで、データ・プライバシーとは何ですか?

<お知らせ3

コロナウィルスの感染拡大に伴い東京での各種セミナー、イベントは現在中止させていただいております。

テクニカ・ゼン株式会社では会員制データ・プライバシー情報サイトを開始しました。こちらの有用情報で記事を更新していますので、ぜひ、ご訪問・ご登録ください。

大企業を中心にホーム・オフィス化が進んでいます。高くそびえるビルの中に誰もいないというのは恐ろしさを感じますが、企業が従業員の安全・安心を第一に取り組んでいることは評価できることです。

ホーム・オフィスは仕事環境を大きく変えるものです。情報セキュリティ面でのリスクはもちろん、働く人々の精神的な負荷も高まります。特に日本の女性にとっては、いまだに子育ては女性が担当するものという暗黙の理解があるため、大きなストレスを感じられている方もいることでしょう。

実際、仕事仲間がいない中一人で黙々と作業することは過酷な環境といってよいと思います。コロナウィルスがもたらす漠然とした不安も相まって、メンタルヘルスに支障をきたす可能性もあります。こういった非常事態にpositive attitudeをとることは場合によっては反対の効果をもたらすこともあります。それよりは、行動をうまく制御することが大切です。

私は以前、プロのコーチとしてコーチングをしていたこともあるのですが、その中で役に立つヒントをいくつか紹介しましょう。

一つ目は十分な睡眠をとることです。睡眠は生活の基本となり、心の調子にも仕事の効率にも大きな影響を与えるため、睡眠は十分とるようにしましょう。

二つ目は、できるだけ会話をすることです。それも、電話やオンラインチャットではなく、実際にいるだれかと話をすることです。人は社会的な存在です。人とのつながりは思っている以上に大切です。一緒に住んでいる人がいるのであればその人たちと、そうでない人は道行く人におはようございますというだけでもいいですし、桜の写真を撮っている人に写真を撮りましょうかという声をかけるだけでも良いでしょう。

三つ目は、朝起きて最初にメールやパソコンをチェックしないことです。まずは自分のために時間を使いましょう。今日何をしたいのか。自分は何を感じているのか。やり残したことはないか。気になっていることはないか。そんなことを整理して、自分のコンディションを整えます。

大変なときですが、こういう時こそ人と人とのつながりと助け合いを大切にしたいですね。誰かのことを気にかけてあげてください。助けを必要としている人にはぜひ手を差し伸べてください。小さなことが大きな助けとなることも多いのです。