【報告】注意喚起:データ侵害が多発中です

各国の最新データプライバシー動向は、会員制データプライバシー情報サイトにて公開しています。

※ こちらでの告知が減っていますが、会員サイトではここに告知している以外の記事や情報提供も行っています。ISO27701に関する情報も充実しつつありますので、ぜひ会員サイトに直接ご訪問ください。

<お知らせ1>

寺川執筆したのデータ・プライバシーの教科書が2月20日に発売となりました。ぜひお手にとってください。

https://johokiko.co.jp/publishing/BC200203.php

<お知らせ2>

情報機構のウェブサイトでテクニカ・ゼン株式会社の寺川による書下ろし連載が開始されました。ぜひお読みください。

それで、データ・プライバシーとは何ですか?

<お知らせ3

コロナウィルスの感染拡大に伴い東京での各種セミナー、イベントは現在中止させていただいております。

テクニカ・ゼン株式会社では会員制データ・プライバシー情報サイトを開始しました。こちらの有用情報で記事を更新していますので、ぜひ、ご訪問・ご登録ください。

日本で大型のデータ侵害が多発しています。ご注意ください。

Classi(約122万件)

REJOB(約21万件)

任天堂(約16万アカウント)

Classiはベネッセとソフトバンクが共同出資した会社です。ベネッセに関してはまだ懲りないのか、という印象しか持ちませんが喉元過ぎれば熱さを忘れる会社なのでしょう。Classiの競合であるスタディサプリは内定辞退率で問題となったリクルート系ですから、日本の子ども向けオンライン・サービス環境は悪夢のような状況かもしれません。(日本の個人情報保護法には子どもの個人情報保護についての言及が全くありません。)

REJOBに関してはテスト環境でユーザ情報を使用していたという目的外利用事案です。これも、データ倫理上あってはならないことが生じています。日本の個人情報保護の認識の未熟さがにじみ出ています。

任天堂に関してはおそらく狙い撃ちされたのでしょう。任天堂はセキュリティ体制やプライバシー保護についてかなり本格的に取り組んでいるので、大企業ゆえのコストといえるかもしれません。ただし、そうであっても、データ・セキュリティやプライバシーへの対策はサービスの前提条件と理解すべき時代です。特に国外のデータが含まれている場合は厳しい目が向けられることは覚悟した方がよいでしょう。

データ侵害に関してはテーブルトップ・エクササイズを通じて現状把握をするのが良いでしょう。当社でも半日トレーニングを提供していますので、ぜひご相談ください。